調査実績

高次脳機能障害の調査(平成20年/9級10号)

高次脳機能障害の医療調査(平成20年/9級10号)

高次脳機能障害認定レベルの器質的損傷、診断名というにはちょっと足りない、そんな扱いをされることの多い頭蓋骨骨折、急性硬膜外血腫の事案。治療経過と障害内容について慎重に資料収集を進め、日常生活状況に関する調査、関係資料の収集整理を行って弁護士に報告。9級10号認定。「硬膜外血腫では無理」 「脳挫傷が無いと無理」 「50回しか通院していないと無理」「接骨院だと無理」などの、今ではそこら中で当たり前になってしまった『高を括った対応』ではなく、生活実態に障害や支障があるのであれば、その状況下における最善の後遺障害申請に向けて全力投球する必要があるという、被害者側で医療調査を行う者としての心構えを学んだ案件の一つ。

sc2007nk0910