頸椎捻挫の医療調査(平成29年/14級9号)
頸椎捻挫の医療調査(平成29年/14級9号)
過不足の無い後遺障害診断書の記載を受けることを目的として調査依頼を受け、病院同行。後遺障害申請に係る全ての資料収集を完了させ、調査終了とした。例えばたった一言、真実は一貫不変の頸部痛が残存していたとしても、ドクターへの気遣いで「おかげ様で大分よくなりました」と話せば、万一それが後遺障害診断書上の自覚症状欄に『頸部痛残存するも改善傾向にある』と書かれただけで真実が埋もれ、非該当の可能性が極めて高い状態に陥る。自覚症状の伝え方は漫然と行うものではなく、慎重な注意を要するものであり、本人では要点がわからず少し説明した程度では事実を伝えきることの重要性はなかなか理解しきれないし、多少の理解では完遂できないものである。こうした理由から、同行補佐には大きな価値があるものと考える。